【稚内→サハリン】四時間半の船旅と【コルサコフ→ユジノサハリンスク】への道案内。

旅のキッカケは突然だった。

「9/22まで、サハリン行きの船出てるらしいよー!」
友人のその話が妙に引っかかり、その5分後にはサハリン行きを決めていた。

稚内→サハリン→HSL 北海道サハリン航路株式会社

とは言うものの、既に9月に入っているし、ビザも必要らしい。。。。。
「んーーーーめんどくさそう(笑)」

ググってもあまりサハリンの情報は出てこず、旅行代理店に丸投げする事に!!
この代理店が神対応で、話が分かるヤニーナさんと数回のメールのやり取りで、全ての手配が済んでしまった(笑)

ビザの取得も超簡単!取得代行にも関わらず、2500円の破格でした。

ヤニーナさんの神対応旅行代理店はコチラ株式会社ノマド公式サイト

プリントアウトした【フェリーチケット・Eビザ】を持って、稚内へ!

ここで驚いたのが、道路標識にロシア語が記載されている事。

全く読める気はしませんが、
こりゃきっとサハリンに着いても、同じように日本語表記があるんだろうなーと、期待しつつソッコーで手続きと出国を済ませ(本当にソッコーです!こんなにスムーズな出国は初めて)サハリン行きのフェリーと記念撮影。

【ペンギン】って言う名前の船で、二階建ての快適仕様でした!

サハリンのコルサコフまでは四時間半
デッキに出るとポカポカで気持ちが良いし、船は快調に揺れもなく進むし、あっという間の船旅で、
この時は帰国時の悪魔の四時間半が待っているとは思いもしませんでした。。。。

「えっ???ここ???」と思わず言っちゃうような波止場に到着。

ここは既にロシア!
先ほどの日本の神対応とは打って変わり、下船時から待つわ待つわ
着岸してるのに、多分30分以上降ろしてくれませんでした。

下船したらすぐにバスに乗ります↓

ここからイミグレに連行されるわけですが、、、、ここでも更に待ちます。
自分の番がようやく回ってきても、なかなか入国スタンプが押されません。

はい、、、、ここでも待ちます。

そんな待ち疲れでフェリー乗り場を出た頃には、どっと疲れが出ていました。

「とりあえず昼ご飯食べよう!!」
と、お腹ペコペコだった僕は、クソ長い待ち時間の間、

ピロシキやらボルシチやら、美味しいロシア料理を食べる妄想で溢れていたわけですが、、、、、、、

フェリー乗り場を出ても、飲食店らしきものは皆無。。。。。
と言うか、何もありません(笑)

どっちに行ったら良いかもわからず、感とmaps.meを頼りに、とりあえず中心地へ!

。。。。。。。。。

商店と公園しか無いですけど!?!?!?(笑)
「この街は田舎だから無いのか。。。ユジノサハリンスクまで我慢して、そっちでたらふく食べよう」って事にして、鉄道駅へ!

。。。。。。。。。

電車走ってないなーーーとは薄々感じてましたが、、、駅真っ暗!ドアには鍵!

「マジか。。。。」

駅の前のバスに頭を切り替え、バス停へ。。。。
しかし、なんの表記もありません(笑)

運がいい事にバス停の横で、おばちゃん2人が立ち話してたので、辞書を片手に話しかけると、
『THE無表情で!!!!マシンガンロシア語返答!!!!(笑)』

「マジか。。。。。」
おばちゃん笑わないけど、必死に何かを伝えている。。。
僕の白いシャツを引っ張りながら「トゥリートゥリートゥリー」の連呼(笑)

そして逆路線を指差すので、不安なまま待ってると、さっきのおばちゃんDASH!!!!!
そして、走ってきた白色のワゴンを停め、これに乗れ!!!という仕草。

訳も分からず乗り込むと、そのまま車は走り出し、超絶不安なまま(笑)maps.meを凝視。
途中バスの番号が『333』なのに気づき、
白色の333に乗れって事だったのだと納得。

方向的にも間違ってないので、maps.meの現在地が予約している宿の側に来たら、猛アピールする事に!

徐々に近づいて来たので、
辞書を見せながら「ここでおりたい」と伝える。運転手無表情。。。
とりあえず何かをマシンガンロシア語で言ってるので、1000ルーブルを渡す。首を横にふられ返される。

?????????「えっ?タダ??」と思ったら、
手元の小額紙幣を持ってかれ、お釣り。

「えっ??安!!!!」
小一時間乗ってたのに、130ルーブル。250円くらい。
バス安っ!!!!ちなみに、市内のバスは更に安く一律一回20ルーブルで乗れます。なんでバスだけ安いんでしょうね。

そんな感じで、コルサコフから『333』の白色ワゴンに乗れば、ユジノサハリンスクまで来れます。
帰りは同じようにバス停で『333』に乗り込めばオッケー!ちなみに、乗り込むときに目的地を告げてお金を払います。

「いくら?」なんて聞いても、返事はマシンガンロシア語なんで(笑)
多めにお金を渡せばオッケー!

この前知識があるだけで、ストレスなく【コルサコフからユジノサハリンスクまで】いけると思います^^

ちなみにご飯屋さんは、宿の周りにも全然なくて、ご飯にありつけたのは夜でした。。。。
サハリンの食べ物屋さん事情。。。。。。辛かった(笑)

そしてサハリンには日本語表記はおろか、英語表記すら皆無でした。元日本なのに。。。。

四泊五日の滞在で帰国の船に乗ったのですが、大荒れで運行時間変更。
その大荒れの海は天と地がひっくり返ったような地獄の四時間半。

必死に意識を集中させ、
一瞬でも気を緩めると吐いてしまいそうなレベル
(僕は乗り物酔いした事はそれまでありません)逃場のない戦いでした。。。。

救いだったのが、さすがは日本!
下船も入国も超スムーズ!!!!!

これがもし、あのロシア入国時に、この揺れだったらと思うと恐怖でしかありません。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


世界中の大自然を求めて